序章 6/21 雨 疲れた。もう何もかも。 放り出して逃げてしまいたいけど、どこに逃げればいいかわからない。 これかも毎日疲れることが待ってる。 だからといって俺に逃げる勇気は無い。 できるのは祈ることだけ。 手を合わせて暗い空に向かって祈りを捧げた。 これ以上疲れることが増えませんように。